新型コロナウイルス対策

2019年当時、医療関係者さえも脅威の正体を把握できなかった時期、ワクチンもなく万全の対策を取ろうとした時代
色々なことが起きました。当時は有名人を含め多くの方が有効な手段がないまま旅立ちました。
以下 個人的にも生涯忘れられない2020年当時の当クリニックでの対策をアーカイブとして残しておきます。

 緊急事態宣言発令時は私たちにとっても未知のウイルスでしたが、研究によるウイルスの特徴が徐々に明らかとなり、同時に皆様の自粛努力で感染者の増加を抑えられた現在をご協力のたまものと思います。
 しかしながら、まだ終息ではなく収束の段階であり、私たちとしても油断はできません。
 患者様同士の安全を共有できますよう対策を行いますので、ご協力をお願いいたします。

 緊急事態宣言中は下記対応をさせて頂きましたが、今後の状況を見極めながら継続するべきは継続としていきたいと思います。

① 来院制限について

 待合室での患者間感染を防止するため人数制限をしていますので、お電話の無い来院は停止しております。
 お電話にてご予約をお願いいたします。

 入口およびカウンター下のライトが赤い時は、検温スペースに患者様がいます。
 青いライトが点くまで車内で待機をいただくか、入口で手にアルコールを付け、玄関で距離の確保しながらお待ちください。

 入口およびカウンター下のライトが青い時は、検温スペースに患者様がいません。
 入口で手にアルコールを付け、検温スペースでお待ちください。

 入口に入りますと、手のアルコール噴霧消毒器(非接触タイプ)があります。
 手をかざすと2回アルコールが噴霧されます。必ず両手の消毒を行ってください。
 消毒が終わりましたら、スリッパ消毒箱からスリッパをお取りいただき、「検温スペース」へ移動してください。

②検温のご協力

 おかけになりましたら、こちらで検温をさせて頂きます。37.5℃を超える場合はお身体を優先させていただきます。

③待合室

 待合室は咳等による飛沫感染の危険性を低下させるため、仮設の前方解放個別空間とし、イスはご使用ごとに消毒を行います。。
 また、ソファを介した感染事例の存在や、COVID-19は布の上でも1日以上感染力が続くため、椅子には縫い目へのウイルス侵入防御のためビニール保護してありますので滑りやすさにご注意ください。
 (3名までのファミリースペースもありますが、くれぐれも最少人数でお願いいたします)
 同様に、1日以上感染力が残る雑誌やぬいぐるみ、ひざ掛け、キッズルームの確保、保育士業務、カウンター席などは引き続きご利用できませんのでご了承ください。
 ウォーターサーバーのご利用も最小限にしていただき、使用後に ご報告ください。

④診療について

 感染者の増減に合わせて、スタッフは防護服・N95マスク・フェイスシールドなどを着用します。

 診察室は隣の区画からの感染防御で半個室化させつつ、換気を目的としてビニルカーテンを使用します。

⑤受付



 受付においても飛沫感染対策をとっていますが、マスクの着用・咳エチケットをお願いいたします。

 スリッパにおきましても、紫外線消毒だけではなく複数消毒の手段をとりますので、スリッパ消毒箱に戻さず、脱ぎ捨てて頂くようお願いいたします。

※ Stability of SARS-CoV-2 in different environmental conditions,Lancet Microbe